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フォーゼ32話@感想

ゴーバスターズ
$こんな感想はゆってはいけない(改)
ちょっと地味かな?バディロイドが居る割に派手さがないかな?という印象も受けるけれども、安定して面白いゴーバスターズ。安心して見てられます。
敵が地味だったり展開がゆっくりなのも、今はまだ主人公達の人間関係を描いている段階なのだと思って見ています。それに主人公が未熟だったりケンカしてても、司令官やバディロイドなどの周囲の大人が安心の安定感。
演技も若手に不安があってもベテランが居るので安心の安定感です。
(ウサダにスーアクさんがいないのがちょっと残念…)



仮面ライダーフォーゼ
■32話超簡単ストーリー
流星は弦太朗を殺しました。その見返りとして、アリエスゾディアーツに昏睡状態の二郎を目覚めさせてもらいました。でも二郎は危篤になっちゃいました。一方死んじゃった弦太朗は、宇宙のパワーと皆の友情パワーで生き返りました。そして何だかんだで流星と弦太朗は仲直りして、仮面ライダー倶楽部の皆も流星を許しました。で、アリエスゾディアーツも倒しました。二郎も回復に向かうようです。良かった良かったで次週へ続く。

■32話感想
・アリエスを欺く為に一時的に仮死状態にしたとかいうオチかと多少期待していたら、本気で殺していた流星。
・アリエスが普通に二郎を目覚めさせてくれた。何て良い奴。裏切らなかった。

以下反転。
32話フォーゼ最高!という人はスルーして下さい。


一週間考えましたが、今回の話の流れ、矢張りどうかと思う。
そもそも、フォーゼにおいてゾディアーツを倒すという事は、イコールで「生徒を救う」事であって、相手を殺害するという意味ではありませんでした。
更に、ゾディアーツ側の攻撃も、フォーゼに対しては邪魔者・敵対者として殺意はあったかもしれませんが、それは全て表現は「殺す」ではなく「倒す」でした。
また、民間人に対しても「病院送りにしてやる」くらいの意識であり表現方法でした。私の記憶ではゾディアーツが「お前らを殺す!」「死ね!」と言いながら民間人を追い掛け回していた姿を見た覚えがありません(攻撃方法として石化だの火炎放射だの鉄球だの暴走バスだの普通死ぬだろと思われるようなものばかりだが)(実際死人は出ていない)(蟹の大喜利でさえ、死亡する訳じゃなかった)

それが今回、初めての「死んでくれ」でした。
しかもそれを言ったのが、敵ではなく仲間でした。
そしてマジ殺しでした。

――いいんですか、それで。

結果として弦太朗は生き返って来たのですが、たまたまその方法があっただけという展開です。
流星は、たまたま殺人犯にならなかっただけです。
そして、ならなかったとしても、このストーリー展開では流星は完全に殺人未遂犯です。
これが、司法政治の整っていないファンタジー世界や戦国時代での展開なら、「人の命は紙より軽い時代で、殺人に対する罪の意識がまだ低いんだな…」と考える事も出来ますが、残念な事にフォーゼは現代が舞台の物語でした。そして仮面ライダーとはいえ、フォーゼはゾディアーツの被害者さえ死亡しないストーリーです。

それなのに初めて死人が出ました。
しかも主人公。
殺した相手は明確な殺意を持った仲間!
大事な事なので2回言いました。

弦太朗を殺してからの流星の行動も不可解です。
まず、そこらへんに転がっている仮面ライダー部の仲間を「二郎の為だから」とスルーします。
そして、裏切らなかったアリエスが二郎を助けて「ありがとうアリエス」です。
非常に不愉快な流星の行動ですが、もう自分の人生を二郎復活のみに捧げる事にしたのだと思えば仕方ありません。非常に固い決心を伴う、普通なら二郎復活に伴い流星の死亡フラグが立って、流星の死後に二郎がメテオ2号になる展開が待ってるレベルの裏切りイベントです。

しかし、目覚めた二郎が言います。「俺の為にお前は自分を失った」と。そして、危篤になります。
普通に考えれば、逆です。こんなに我の強い人間は見たことありません。もちろんベクトルはネガティブな方向なのですが、今まで行動を共にして、自分の為に命を掛けてくれた事もある仮面ライダー部の面々を裏切り、放置し、さらに弦太朗を殺す事に躊躇しないくらい、その意思は恐ろしい程に確固としていますす。人殺しをしておいて、「お前(二郎)さえ助かればもう良いんだ」と言える男です。ある意味、二郎の為なら他一切の犠牲を問わない、完璧なダークヒーローです。
よって、この二郎の言葉にまず「?」です。

そして、残念な事に、この言葉に流星は揺れてしまいました。
途端に今までの流星の「全部二郎のため」という決意が全て崩れます。仮面ライダー部を裏切り、弦太朗を殺したその決心が全てが簡単にです。二郎が目覚めてからものうのうと枕元で二郎を見守っていたというのに、です。
本当に自分がやった事を後悔しているのなら、二郎が目覚めた時点で償いの為に走っている筈です。「もういいんだ」とはいえないでしょう。
だから、その気持ちがない流星を動かす為に、イベントとして二郎に上記台詞を言わせる必要があったのです。
そして、流星に確固とした決心があったなら、二郎に何を言われても「俺はお前が助かればそれで良いんだ」と動かなかったはずです。

つまり、上記を総合すると、流星のキャラクターは、「大した決心も覚悟もなく、ライダー部を裏切り弦太朗を殺した男」になってしまいました。
この後独りになり、流星は叫びます。
「お前(二郎)が回復しなかったら、俺はなぜ如月を失ってまで…!」
失ったんじゃありません。流星が自分のその手で殺しました。
松本仁志のゾッとする話に出せるくらい恐い台詞です。
「俺が裏切ったのは自分だ。如月と友達になりたい、その本心を裏切ったんだ!」
いいえ、あなたが裏切ったのは、確実に弦太朗です。
あなたは二郎が復活したらそれでOKでした。自ら5行上でそう言っています。

その後も、不思議な展開が続きます。
皆の前に現れた流星は、「俺は全てを失った、仮面ライダーの職も、二郎も、如月も…」と言います。
如月の部分への突っ込みについては前述の通りですが、更に、二郎はまだ死んでません。
二郎が危篤になったのは流星を責めてるからというのは、流星の思い込みで、二郎サイドからはその様な描写はありませんでした。むしろ、流星の現状が自分の所為だと自分を責めている様に見える演出でした。

この流れからの「償いなどではなく、俺自身へのケジメとして…!」です。

台詞単体では、非常に格好良い(厨)台詞です。
しかし、使いどころを完全に間違えてます。
これまでの展開でこの台詞、流星は完全に「如月の死とかそれより自己満足大事!」みたいな雰囲気になってしまいました。
流星の弦太朗殺害の後悔、態度にも口先にも行方不明です。

何故なら、ここまでで、流星は如月の事を「失った」としか言っていません。
「死んでくれ!」と自ら発言し殺したにも関わらず、一度も「殺した」とは言いません。
一体、如月の脳内で何が起こっているのでしょう?
本当に「失った」としか思っていないのなら、彼の中には「自分は人殺しだ」という認識はありません。「如月の死は事故的なもの」くらいの認識です。
流星、どんどんイタイ人間に演出されていきます。
もし、幼稚園番組だからヒーローに「俺が殺した」という台詞を吐かせられないのなら、そもそも殺す展開を入れるべきではありませんでした。

もし、流星が直接弦太朗に手を下してなかったのなら、これらは違った意味合いに取れました。
しかし前提が「流星は弦太朗を必殺技使って殺している」なので、全てが残念効果です。

駆けつけた弦太朗を見ての流星の独り言、「如月、生きていたのか。俺は取り返しのつかない事を…!」にしても、「如月、まさか生きていたとは。しまった殺そうとした事で復讐される…!復讐されるのはいやだ、俺は取り返しのつかない事を…!どうやって謝れば復讐されないかな?」と取れてしまいます。なにせこれまでの積み重ねが積み重ねです。
「生きていたのか如月!俺は――!!」くらいにしておいて欲しかったです。

この後、弦太朗による「気にすんな流星!」イベントが始まる訳ですが…
前述の通り、殺害未遂事件である以上、人命が非常に軽く扱われている世界じゃないと通用しない理論ですよ。「結果としてケンカで死んじゃっても気にすんな!」とか。
治法国家である日本では完全アウトです。
さらに、殺害を事故くらいにしか考えてない(という描写になってしまった)流星に語るには非常に恐ろしい理論です。
また逆に、一見広い心で許している様に見える弦太朗ですが、あれを全く責めずに友情の一環だと認めているいう事は、友達を殺しても良いと宣言しているのと同じでは?

そして、皆に流星も許してもらったので、ヘラヘラして部室に居ます。
自分が何をしでかしたか、完全に解っていません。
警察に自首しろ。
このドラマ全体に漂う人殺しに対する認識の甘さは何でしょう。

難癖とかではなく、
つまり、何を後でどう展開しようとも、取り繕おうとも、
前提が「現代社会での友達殺し」の時点で、どうやっても論理骨折してしまうという事がハッキリした話でした。

せめて、
・「死んでくれ!」ではなく、「お前を倒す!」か「始終無言」
・心停止じゃなく、気絶。

とか、

・流星、正体ばれずに学園を去る。忘れた頃にやって来て、黙ってフォーゼを庇って散る。
・流星、償いの為に死亡。二郎がメテオ2号ライダーに。
・アリエスが裏切って二郎を目覚めさせない→後悔した流星が奔走→そのお陰で弦太朗助かる→アリエス倒す→スイッチ研究して、数話後に二郎覚醒

くらいの流れで、罪に対する責任が描かれても良いんじゃないでしょうか。
殺人、軽すぎです。
現場では「これ変じゃない?」と思う人はいないということでしょうか。
「子ども番組」での「殺人」の扱い方、これで良いんだろうか。
ゲーム脳すぎてこわい。


それにしても、弦太朗の三途の川も不思議展開でした。
賢吾以外、当時誰も弦太朗を思っていませんでした。ライダー部の面々はそれどころではありませんでした。
なのに三途の川で出て来てしまいました。完全にちぐはぐです。
一瞬でも皆が弦太朗を思うシーンがあればそれで十分だったのですが…
これでは、弦太朗が三途の川で見たライダー部の面々が、弦太朗の妄想にしか見えなくて残念。



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