映画「アウトレイジ・ギャング」見ました(ドルフ・ラングレン地獄19)

TSUTAYAのポイント期限が来たので、全部使って新作の「アウトレイジ・ギャング」(原題:blood of redemption)を見ました。

5月レンタル開始の「レイク・モンスター 超巨大UMA出現!」が大本命なので、その前哨戦ですね!
巨大モンスター&ラングレン+アドキンスとか、「カルボナーラパスタの餡子がけでございます!」と差し出されてる様でオラわくわくすっぞ!( *´艸`)
(正気ですか?)

■アウトレイジ・ギャング
映画アウトレイジギャング

内容紹介(amazonより)
■裏切りにあった犯罪組織の用心棒の復讐劇を描くハードボイルド・アクション!
ギャングのボスが殺されたことをきっかけに起こる、悪人たちの血で血を洗う裏切りと抗争の物語。
<ストーリー>誰も信じるな
セルジオ・グリマルディが自宅で何者かに射殺された。裏社会の組織のボスとして長年君臨していた男だった。時を同じくして彼の長男クインが取引相手の裏切りにあい、警察に逮捕される。偶然にしてはあまりに出来過ぎた筋書き。
ほどなくして組織はグリマルディ家の手を離れ、NO.2だったヘイデンとその甥キャンベルによって引き継がれることとなる。これは奴らの仕業なのか?長年グリマルディ家の用心棒を務めていたアクセルは、一人組織を離れ地下に潜り、裏切り者を粛清すべく動き始める。果たして、一番の悪党は誰なのか?

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ドルフ・ラングレン主演のバイオレンスアクション。裏社会の組織のボス、セルジオ・グリマルディが射殺された。時を同じくして彼の長男・クインが逮捕される。このでき過ぎた筋書きに、グリマルディ家の用心棒・アクセルは裏切り者の粛清に乗り出す。

アウトレイジ・ギャング
個人的に面白かった度:★★☆☆☆
特に心に響くものも無いのでダラダラ見るのに最適度:★★★★☆
おっぱいポロリがあるので家族で見ると気まずい度:★★★★★
時間系列がわかりにくい度:★★★★★
アイドルフ映画度:★★★☆☆
また似た様な役です度:★★★★★


■感想(これから見ようと思ってる人向け)

一言でいえば、B級アクション映画なのに、判り辛い映画です。
犯人が誰かより、物語の時間系列がとにかく判り辛いです。

ストーリー自体は、

1.長男クイン逮捕事件、セルジオ襲撃事件(3年前)
2.現時点
3.現時点からの2週間後

――の3点の時間で成り立ってるのですが、映画のストーリー上の展開は以下の通りです。

冒頭→3.現時点からの2週間後
中盤→1.クイン逮捕とセルジオ襲撃(3年前)の回想
終盤→2.現時点
エンディング→3.2週間後(冒頭の続き)

映像(セピア色にするとか)で現在と3年前の違いを教えてくれる訳でもなく、
かといって「今はあれから3年たった!」というセリフが出て来るのも、話のかなり後なので、
セルジオが殺された(1)と思ったら急に「クインが出所する」(2)と言われたり、
議員が権力を使って暗躍!(1)の後に「議員は選挙に落ちたから権力無くなった」(2)と説明セリフが出たり、
かなり戸惑います。
後から思い出して「あぁ、ここからここまでが3年前の話で、ここからが現在の話か」と判断しないと判りません。

それが面倒でしたし、何よりかえって映画のテンポ自体を悪くしていた印象でした。

時間軸を交差させることで、「誰がセルジオを殺したか?」というミステリー部分を強くする――という狙いなのだと思うのですが、
肝心のそのミステリー部分が、
「綿密に練られていて視聴者に解らない」のではなく、
このキャラが犯人だとしたら、行動にツッコミ処が多過ぎるので、視聴者に犯人候補から外される」というB級アクション映画なので、狙いが空振りに終わった感があります。

個人的には、背伸びせずに、素直にB級アクション映画として振り切って撮った方が面白かったのではないかしらん…という印象です。
実際、登場人物達全員が、B級映画特有の「何をしたいのか判らない行動」をひたすら繰り返します。
彼らのツッコミ処満載の行動を、友達同士で「何でだ!」とキャッキャウフフとツッコミながら見るには楽しい映画です(当社比)

そんな登場人物についても、
冒頭10分で、主人公であるアクセルさんが登場人物全員を紹介してくれますが、
残念ながらいきなりそんなに覚えられません。
親切なのか不親切なのか…

でも、アクションの撮り方は良かったです。
正直、判断基準がラングレンの動きで申し訳ないのですが、スロー感がありませんでした。
ラングレンの前蹴りを普通に横画面で撮る等という愚行は犯しません。カメラは綱に斜め45度です。

ドルフ・ラングレン映画を、「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見ている気持ちで見られる人には勿論オススメ映画です。
何でも良いからB級アクション映画を見たい!という人には、他に選択肢が無いならば、5本レンタルした内の1本に入れても良いんじゃないでしょうか――というオススメの仕方です。
愉快なZ級が見たい!という人には、そこまで振り切れてないのでオススメしません。


■アイドルフ映画としてのアウトレイジ・ギャング
・無口、無表情、何を考えているのか判らない、頼りになるのかならないのか判らない――ラングレン映画ではお馴染みの性格、アクセルさん。「新たなラングレンの顔が見たいの!」という人はスルーして良い作品です。
・登場女優が雇い主(クイン)の彼女(ローリン)しかいないので、本人のラブシーン一切無し。非常にストイックとなっております。
・モノローグが多い。主演なんだけど話の中心にはならない、考えはしても、基本自分で行動せずに人に命令されて行動するので、傍観者っぽくていまいち影薄いです。
・「違和感を感じた…」とか「不自然だった」と言う割には何も行動しません。のんきか。のんき者め!
・雇い主のセルジオにはとても忠犬。只のボディーガードだったのに、復讐しようと思うくらいに忠犬。
・その次男のカークとは仲良し。カークの死んだママの写真が入ったハート形のロケットペンダントをプレゼントしちゃうくらい(ちょ、ま)。カークにもパパのボディガードだけど僕にとってはお兄ちゃん同然とか言われて良かったね。このロケットが後に重要なアイテムに――という展開にはなりません。何だこのイベント
・お店の女店員(なぜかとても強い)にボッコボコにされてしまいますが、あまり反撃しません。非常に紳士的な対応をして去ります。殺して良い人と悪い人の区別はついてる様です。
・「殺さなくても良いじゃない!」と女店員に言われてぐうの音も出ないアクセルさんです。しかし、女店員の胸を超チラ見しているように見えます。
・いつから犯人がわかってたのかわからない。教会のシーンは、「見殺しにするけど許してね神様」という懺悔だった――のか?


以下、本編のネタバレ感想です。畳んでおきます。
■ネタバレ感想(見た人用)

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犯人はクインとローリンのバカップルじゃないですか!
ギャングのドン(セルジオ)が良い人扱いというのが既によく判らない映画だと思いましたけど、クインとローリンが犯人だと思って初めから見返すと、ツッコミ処満載の映画更にツッコミ処満載になるという恐怖のスパイラルローリングクラッシュ現象が起こってるじゃないですか!

もう何がやりたいのか判らないよクイン&ローリン!
ヘイデンとキャンベルは、2人ともセルジオを誰が殺したかというのは本気で知らなかったし、となると、クインが刑務所行ってセルジオも死んじゃったので、棚ボタで2人が自動的に組織を継ぐ事になっただけですって話だっただけだったの?
そうすると、キャンベルが出所したクインを迎えに来た時の「クインの為にお家を守ってたんだよ!僕ら兄弟同然じゃん!」というセリフも割と本気だったのか?
だったらキャンベル殺されちゃったの可哀想じゃないですかーヤダー!!
キャンベル、ローリンに騙されてローリンに本気でメロメロだったり、お家守ってあげてたクインに殺されちゃったりで踏んだり蹴ったりで可哀想すぎる。

初めは、ヘイデンとキャンベルは、セルジオ殺害は関係無いとしても、クインが捕まった事件には「親父が手を引くから一緒に組織を乗っ取ろう」とクインに相談されて、クイン逮捕に加担したんだと思ってたんですよね。
でも、そうだとしたら、2人がセルジオ殺害の犯人を知らないというのは不自然になっちゃうんですよね。
だってクインが捕まっても、セルジオが死なないと組織は乗っ取れない訳ですから。
セルジオの死が確定事項じゃないとなると、クインを逮捕させるメリットはヘイデンとキャンベルには無いです。
そうなると、クインを逮捕させる事自体が意味不明です。

????

だからヘイデンが、クイン逮捕現場にアクセルを向かわすようにセルジオに電話したのは、そうするようにクインに頼まれたから、親切心でしたって事なの?
選択肢がそれしか残らないのですが。わ、わからないよ!

ひょっとしたら、「クイン釈放を頑張るから組織下さい」と迫る作戦なのかとも思いましたが、だとしたら、クインが自分の逮捕に協力してくれと2人に頼む意味が解らない。
2人がクインの知らない所で画策しないと意味がない作戦です。例えクインに実は知られてたんだよという可能性があったとしても、それは逮捕事件の主犯がクインというゆるぎない事実に矛盾しちゃいます。

で、アクセルが居ない内にセルジオとカートを襲ったのが、クイン本人なのかクインが雇った奴なのかそれも判り辛い!
その時はクインは逮捕されてるはずだから、クイン本人じゃないよね?と思わせつつ、セルジオが撃たれる寸前に妙な表情を浮かべてるし、撃った犯人ですという人は一切出て来ない。
となると、やっぱりセルジオを直接殺したのは、クインしかいない。うーんどっかにセルジオ殺しに行く暇あったっけ?

ほらもうクイン&ローリンが犯人だってだけで、冒頭がグッダグダになっちゃった!

グッダグダだよお母さん!

で、なんだかんだでクインのやった事といえば、パパ殺して、ヘンデル殺させて、キャンベル殺して、かといって組織を乗っ取る訳でもなく、お金ゲットしてワーイワーイでお前は何がやりたいんだ。

凄く単純に書いて、頭を整理するしか…

あるところに、ギャング組織がありました。
ヘッドのパパセルジオは、警察や議員のバックアップが無くなったので、組織辞める事にしました。
長男のクインは組織の跡取りで組織辞める事に反対。
次男のカートは、自分ちが組織って事さえも知らない上にFBIに就職しちゃうのんき者。
勿論ナンバー2のヘイデンも組織辞める事には反対。その甥のキャンベルにも野心はある。
で、ある日クインは、組織辞めるのが嫌でセルジオを殺しました。
そして、パパ殺しの疑惑を避ける為に、俺もはめられました顔をして、あえて同じ日に警察にワザと逮捕されました。
セルジオ死んじゃったしクインは逮捕されちゃったしで、組織はヘイデンとキャンベルに引き継がれました。

3年後。
組織のお仕事は順調にヘンデル&キャンベルがやっていました。
クインは出所前に、自分の彼女のローリンをキャンベルと付き合わせました。
で、出所後に、ローリーに組織の偽札作り工場に入るためのカードを盗ませました(超絶不効率)
他にも、ローリンにヘイデンを殺させたり(何でヘイデンがローリンを見て「やぁ待ってたよ」って言ったかとか永遠の謎)、議員に殺人容疑をかけてみたり(これも何が目的だったのか謎)してみました。
一方、FBIに入ったカートは、自分なりにパパを殺した犯人を追っていました。
で、どうも自分の兄貴が犯人じゃね?とカートは何故か気付きました(天啓でも受けた?)
カートは、現在クインと行動を共にしてるアクセル(パパの用心棒だった)に連絡をとりました(というか部屋で待ち伏せてみました。どこで部屋を知ったのかも永遠の謎)
アクセルも実はクインを疑い出してた(これも天啓受けた?)ので、カートと組む事にしました。
クインとローリンは偽札工場から偽札作成用データを盗んで、返す代わりに現金をキャンベルに要求しました。
で、キャンベルとの取引現場にアクセルを向かわせました。
アクセルはお金を受け取りましたが、案の定キャンベル&手下に追い掛けられて、そのままクインとの待ち合わせ場所に来ました。
で、クインはキャンベルを殺して、アクセルが手下を全員殺したのを見届けてから、アクセルを殺しました。
全員片付けたーわーい!と、ローリンの待つホテルにお金を持って帰ったクイン、ローリンとお祝いハッスル。
その後、二人でベットから出たところを、実はちゃんと防弾チョッキ付けてたアクセルに狙撃され(終わるのわざわざ待ってたのか?覗いてたのか!?)、クイン&ローリン死亡。
アクセルはその足で、カートのとこにクイン殺したよと報告しに行って、代わりに自分のFBIの犯罪データを消去してもらってめでたしめでたし。

うーんやっぱりヘイデンとキャンベルの死なないといけない理由が弱すぎる!
特にキャンベル!
クイン的には殺したかったのかもしれないけど、既にアクセルはその時はキャンベルじゃなくてクインが黒幕だと判ってるんだから、アクセルがクインのキャンベル殺害に加担した意味が解らない。
アクセルの最終目的がクインを殺すことだったなら、判った時点でキャンベル放っておいてクインとローリン殺せば良かったんじゃ?何でわざわざ撃たれてから狙撃してるの?
カートの復讐に協力という観点からも、やっぱりキャンベルは無関係で殺させる必要性が判らない。
カートが組織壊滅も目的にしてたから、という理由があったとしても、殺さずに逮捕すれば良いじゃない何の為のFBI?

ガッタガタだよ!ガッタガタだよ!
本気で考えだしたら蟻地獄にはまります。
だめだ、Don't think,feel…

それにしても、こういうB級映画って、何でレズシーン入れたがるんだろう。
好きなの?
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