映画「スーサイド・ショップへようこそ、自殺用品専門店へ」

以前、読んだ本が映画化して、DVDになったので見ました。


スーサイド・ショップ ようこそ、自殺用品専門店へスーサイド・ショップ ようこそ、自殺用品専門店へ
(2013/08/30)
ジャン・トゥーレ

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内容(「BOOK」データベースより)
代々「自殺用品専門店」を経営するテュバッシュ家。店には死にたい人々の願いを叶えるため、数々の自殺用品が取りそろえられています。キャッチ・コピーは「人生に失敗?当店にいらっしゃれば、確実に死ねます!」父親のミシマをはじめ母親、長男、長女は、家業にぴったりの陰鬱な態度とネガティブ思考で客を迎えます。でも、次男のアランは笑顔とポジティブ思考で家族を振り回し、やがて…。フランスでベストセラーになり、世界20ヵ国で翻訳された、ブラックユーモアあふれる物語。


個人的に面白かった度★★☆☆☆
家族で見て無難度 ★★★☆☆
原作との展開の違い度 ★★★★★


というのも、このラストがどういう表現になったのか、ひどく気になったからです。
>>>以前書いた本の感想(ネタバレ)

ようこそ、自殺用品専門店へようこそ、自殺用品専門店へ
(2011/09/15)
ジャン トゥーレ

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この原作を「ブラック・ユーモア」で片づけて良いのか、
原作のラストは、これがベストセラーになるのかフランス凄いな…と思うくらいの、読んだ万人が戸惑うぶった斬りエンドなのですが、
果たしてあのラストを迎えるこの小説を、どう見ても子ども向けのアニメーションで映画作っちゃってどう収拾付けるのか興味がありました。

子ども向けに作っておいてあのエンドをそのままやるとは思えず(子どもトラウマ)、
かといってこの小説の一番の魅力はあのぶった斬りエンドから生まれる虚無感だと思うので、
その辺りをどう上手く収拾付けたのか、興味があったのです。

で、結論から言いますと、

フツーに無難エンドへと改変…!
何の捻りも皆無!
えー!
トランポリンでボヨーンボヨーン。パパ笑ってアハハハハ。
――えー…なんだこれ。

店を経営するデュバッシュ一家も、原作とは違って、自分の稼業に後ろめたさを持っています。
フツーの感性です。
アランも「自殺はダメだよ、もっと明るく生きようよ!」というフツーの子です。
「自殺はダメだよー自殺はいけないよー人生は素晴らしいんだよー良い事あるよー」という解りやすい映画になってます。
非常に無難な物語になってるので、原作のあの感じの再現を期待して見たら裏切られます。

かといって、原作を知らずに見れば面白いかと問われたら……うーん。
うーん。
キャラクターは可愛いというより毒デザインだし、そして自殺シーンが結構多いのでちっちゃい子には向かない気がします。
かといって、無難で単純なストーリーに改変されてるので、ティーンズ向けにも思えない。
アニメじゃなくて実写でやった方が良さそうだったのにな…とも思います。

あれ?この原作って、そもそもティーンズ向けだっけ?



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