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映画「チェンジリング」見ました。

血みどろもグロもショッキングも有りませんが。
何だろう、悲しさと、やるせなさと、禍々しさがあります。
禍々しさは言い過ぎかもしれません。
冷気の様に忍び寄るものというべきか。


チェンジリング [Blu-ray]チェンジリング [Blu-ray]
(2014/11/05)
ジョージ・C・スコット、トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー 他

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内容(「Oricon」データベースより)
伝説のカルト映画「ゼイリブ」ほかカロルコ・ピクチャーズ作品をBlu-ray化。全作品、日本語吹替版を収録!7タイトル+1を3か月連続でリリース!守護霊か、怨霊か?午後5時59分、あの不思議な声が聞こえてくる…交通事故で妻と娘を亡くした作曲家は別荘に移り住むが、そこで彼は子供の幽霊と出合う。70年前に起きた惨劇が引き起こす怪異現象を、ミステリー・タッチで淡々と描いた良質のホラー。


個人的に面白かった度★★★★☆
人と見て無難度 ★★★★★
血みどろグロ度 ★☆☆☆☆
驚かしてくる度  ★☆☆☆☆
幽霊親切度  ★★★★★


冒頭から辛い事件が起きます。
作曲家である主人公ラッセルの目の前で、妻と娘にトラックが突っ込んで亡くなります。
それ以後、娘の事を想いだしては枕を濡らすラッセルですが、奥さんの事は全然思い出してないのはご愛嬌。
この映画は「子ども」がキーワードなのです。

妻子を失ったラッセルは、辛い事故の傷を癒す為に生活を変え、歴史保存協会のクレアに紹介された屋敷に引っ越します。
しかし、やがてその屋敷に奇妙な現象が現れ出します。
夜の決まった時間に、ドオォン、ドオォン、と鈍い響きが30秒ほど続くのです。
ボイラーか何かが出す音だろうと初めは思っていたラッセルでしたが、ある夜、水音に目を覚ますと、開けた覚えのない蛇口が捻られ、湯船に水が溜められていました。
そして、その水の中に沈んだ男の子の幻影を見たのでした。

館に明らかな不信を持ったラッセルは、館の過去を探り始めます。
同時に、屋根裏部屋へ続く階段も発見し、そこには厳重に鍵が掛けられたドアがあり、その先は埃と蜘蛛の巣にまみれて封印された部屋でした。
部屋には、小さめのベッド、小さめの机、小さなバスタブ、オルゴール、
そして、

子供用の車いすがありました。

封印されていた部屋で見つけたオルゴールの音楽が、この館に越してきてから作った音楽と同じだった事に衝撃を受けたラッセルは、この館には何かが居て、自分にメッセージを伝えているのだと考えます。
そして、霊能者を読んで降霊術を行う事にしました。
幸いな事に呼んだ霊能者は本物で、やはり館には霊がいた事が判明します。
霊は、70年前に、この館の、あの封印された部屋で殺された子どもでした。
部屋にあったバスタブで、溺死させられたのです。

夜中に響く音は、水に沈められた子どもが苦しみのあまり、バスタブを激しく叩く音だったのでした…


――あれ?まずい!夜中に書いてると何だか怖くなって来ました!やばい。
この辺りの、少しずつ謎が解けていく展開が面白いです。
ホラーと言うより、ミステリーに近い展開になります。
「70年前、実際にどういった事が起こって死んだか」という、現代の人間では解り得ない事は、「幽霊本人が幻影を見せてくれる」というご都合便利技によって解決します。
誰が幽霊を殺したのか、という謎は早々に幽霊本人によって提示されます。
なぜ殺したのか、というのがミステリー部分です。
そして、この映画のタイトルがなぜ「チェンジリング」(妖精の子ども取り換え)なのかが判明します。
「幽霊屋敷」ではなく「チェンジリング」なのです。

しかしこの映画、幽霊がとても親切!
事件の真相の提示もさることながら、ちゃんとレコーダーに自分の声吹き込んでおいてくれるし、普通じゃ一寸相手は納得してくれないだろうな…という案件も幽霊自ら出向いて行って相手を説得(?)してくれます。
土に埋もれた証拠物件も取り出してくれます。
ジャマな警察も始末してくれます。
とても親切な幽霊!
そんな元気があるなら自分で復讐に行けば良いのに(禁句)
始めは、車いすの描写から、家から出られない霊なのかなと思っていたのですが、出張出現しているのでそうでもなさそう。
自分の死体の傍だったからイレギュラー出張だったのかな?

ただ、結局、幽霊が何に対して復讐をしたかったのかが良く解りませんでした。
一応復讐らしきものは果たすのですが、その相手は別に幽霊を殺した訳ではないし、寧ろ何も知らなかった可能性も無きにしも非ず。
自分を殺した相手には、幽霊は復讐出来ていたのでしょうか。
自分を殺した相手より、自分の人生を乗っ取った人間の方が赦せなかったのか。
自分は愛されなかったのに、後釜は愛されていたらしいのが赦せなかったのか。
長年鬱積した怒りの所為で既に正気を失っていたのか。
兎に角生贄が欲しかったのか。
わかりません。

主人公が妻子を無くしたことが、何か後半になって大きなカギになるのかな?と思って見ていましたが、全くそんな事は有りませんでした。むしろ謎解きに夢中になってだんだん忘れ――ゴホゴホ。
子どもを殺された人間と、殺す人間の対比なのかもしれません。

血みどろ内臓グシャッは無いので、グロが苦手な人でも見られます。
50%が謎解きミステリー。
時々ドキッ系は有り。でも3回くらいです。
車いすや、ボールといった小物を使った恐怖の煽り方が好きです。静かにジワジワ。
カメラワークが時々幽霊目線になってるのも楽しいです。

名作復活DVDなだけあって、面白く見られました。



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Theme: DVDで見た映画 - Genre: 映画

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