映画感想「小野寺の弟・小野寺の姉」「ルパン三世」「ぶどうのなみだ」

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久々に邦画を見ました。前より邦画を見る本数が減ってます。

「小野寺の弟・小野寺の姉」
「ルパン三世」
「ぶどうのなみだ」



 小野寺の弟・小野寺の姉
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
向井理と片桐はいり共演による、不器用な姉弟にそれぞれ訪れた幸せの行方を描いたハートウォーミングコメディ。小野寺進と姉のより子は両親を亡くして以来、ふたりで一軒家に住んでいる。ある日、誤配達の郵便が届き…。

個人的に面白かった度★★★☆☆
人と見て無難度 ★★★★★
舞台版も見てみたい度 ★★★★☆

はじめに原作小説があって、原作者の脚本によって小説のアナザーストーリーが2013年に舞台化→2014年に映画化(小説の内容)、だそうです。
内容紹介なる「コメディ」というほどコメディ的に笑わせには来ません。感じるところのある人が感じる部分でクスッとする雰囲気のお話です。配役を見てコメディという部分に期待し過ぎると火傷します。
舞台も映画(小説)も、つまりは「不器用な姉と弟のある日の一コマ」というスタンスなのでした。
「それぞれに訪れた幸せ」という内容の紹介の仕方が誤解を招く感じですね。
この日を堺に運命が変わりました、というお話ではありません。
こういう日もあったよ、というお話です。
ネタバレになるかもしれませんが、平穏な泉にポチャンと石が投げ込まれて水面が揺れるけれど、また平穏な泉に戻るというお話です。
ハートウォーミング……姉弟間はハートウォーミングです。他の関係はちょっと世知辛さも有り。
気持ちの行き違いすれ違いや誤解はありますが、悪い人は出ません。
しかし矢張り人の恋愛感情を悪意無く無責任に煽ってくる奴は性質悪いな、と思いました。





 ルパン三世
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
国民的人気原作を、小栗旬をはじめ豪華キャストで実写化したアクション大作。究極の宝物、クリムゾン・ハートをめぐり、ルパンたちが強大な敵を出し抜いて絶対不可能なミッションに挑んでいく。共演は玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信ほか。

個人的に面白かった度 ☆☆☆☆☆
エログロが無いという意味で人と見て無難度 ★★★★★
役者さんは頑張ってたと思う度 ★★★★☆

んー?これ公開時大ヒットしたんだっけ?CMではそう言ってたけど、CMは嘘吐くからなあ…(ex:実写版デビルマンCM時テロップ「大ヒット公開中」)
お客は入りやすい映画だと思います。ルパン三世のネームバリュー高いし、役者さんも豪華っちゃ豪華。
ルパン目当てと俳優さん目当てで、双方の層が一回は見に行きますね。
日本でドンパチさせると不自然になる、だから舞台は海外にしたいけど欧州は予算オーバー、よってアジア圏を舞台にして、更に予算削減とそこでも上映出来るという利点で現地の人気俳優を大量起用、といったところなのかな…?というのが素人考えです。
映像に関しては、1つ1つの映像は面白いのですが、それが連続すると何故かつまらなくなるというパターンを踏襲してます。
4コマまんがのオチだけ集めた感じで、派手だけど飽きちゃいました。
兎に角キャラクターが多すぎて。
ストーリー展開的に、
ルパン一味がルパン、次元、五右衛門、不二子で4人、
警察で、銭形が1人、
となると敵が、ボス1人、各キャラの対抗馬3人の最低4人が必要になって、
事件のキーパーソンとなる人間が更に1人必要になります。
これで10人です。
内、原作キャラ5人は強烈なキャラクターが既に付いてるので、これに対抗するだけのキャラクターを残り5人に付けるとなるとそれだけで結構大変そうです。
10人動かすだけでも大変そう。
しかしこのストーリーでは、キーパーソン、大ボス、対抗馬の他に、すぐ死ぬためだけに出て来るキャラがゾロゾロ、しかも初っ端からルパン一味より目立って動きます。そして説明セリフだけ喋って消えて行きます。
もうこっちは誰に集中したら良いのかさっぱりです。
更に、必要なのかよく分からないルパン一味以外の仲間も付いて来ます。誰だ。
肝心の大ボスも、中盤くらいにやっとご本人がコンニチワした印象です。遅いです。怖さが実感として湧きません。
外国だから現地の警察も出ないとおかしいだろうという事で、銭形+現地の警察です。こちらもゾロゾロです。

ひつようのない人多すぎ!

当然各自にキャラクターを付けられる訳もなく、見た目をコスプレさせてとりあえずキャラ作り。
これだけ必要なのかよく分からないキャラが出て来るので、ルパン一味を描く時間が無くなるのは当然というか。
ルパン以外の一味の活躍薄いです。次元ほぼ居るだけ。五右衛門「切ってしまった」と言いつつ刺しただけ(車)
ルパンのライバルの方がよっぽどエピソード盛られてます。
そういえば五右衛門が顔色悪いのと毛並み悪いのが只管気になります。病気かな?
後に出てくる「妹を永遠に探すのが可哀想なので云々」という理屈も意味が判りません。
それは良いことなの?
永遠に探されなくなった妹は誰が探してくれるのでしょうか。意味が解りません。
そもそも、全ての事件の発端が「ちゃんと調べて動けよ!」案件なのでどうにもこうにも。
人の話をちゃんと聞かなかったのでひどい状況に――ってパターンはB級ホラーで使って下さい。
すごく行き当たりばったり感のある展開です。

日本の映画予算で海外ロケものアクションを作ろうとしたところから間違いだったね…という感じの映画でした。
気になる方は旧作レンタルになってからで十分だと思います。

良い所は、ルパン原作キャラを演じてた役者さんはみんな頑張ってました!




 ぶどうのなみだ
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『しあわせのパン』の監督・主演コンビが再び北海道を舞台に贈るヒューマンドラマ。北海道・空知。兄のアオはワインを作り、年の離れた弟のロクは小麦を育てている。そんなふたりの前に、キャンピングカーに乗ったひとりの女性・エリカが現れる。

個人的に面白かった度★★☆☆☆
人と見て無難度 ★★★★★

んー…
「しあわせのパン」はフツーに見ました。
比べ、今回の「ぶどうのなみだ」は、絵本的にするにはちょっと展開が世知辛の分配が多すぎたかな?な印象。
良いブドウが造れなくて造れなくてどんどんエスカレートしていく部分が長く、且つ、お兄さんの内向的パートもずっと俺のターン。
だんだんノイローゼ気味になっていくお兄さん。
そんな暗い展開の中で畑でチータカタッタされても、いまいち乗りきれませんでした。
心を開いたらすぐおいしいぶどうが出来るわけじゃないところも現実的…
その現実的な展開とチータカタッタ的な展開のバランスを、どう受け取れば良いのか戸惑ってしまいました。
チータカタッタ、かわいいんですけどね。

良い話ではあると思います。ハッピーエンドですし。
北海道の景色は綺麗です。
ごはんは美味しそう…かな?男所帯の割にお洒落カフェ飯でした。




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