さまよう刃。

 さまよう刃

えいがに、するか、これを…!

以前和田竜について「安心して読める作者」と書いたけど、東野圭吾は、完全真逆な「ダメージを受けるだろう事必然の作者」だと思う。
「白夜行」とかも「うーあーうー」な気分にさせられたけど、これはその比ではないよ!
ドラマの「名探偵の掟」はゆるゆるで割と楽しかったけれど)
(まぁあれも小説の方のラストはアレなのだけれど)

「問題提起」という点で、
「考えさせる」という点で、
完璧な設定、完璧なラストだけれど、その分読んだ人間の心のダメージ半端無い。
あなたの心に爆砕点穴。粉々に砕いて差し上げます。
正直、設定聞いただけで、わたくしのこころへのダメージ半端ない。

それを、
映像で、映画館という逃げ場の無い密室で、
目を逸らす事も休憩を入れる事も許されない空間で!
見られる人を私は尊敬する。
確実に止め刺されるよ!こころに!

でも、心に残るレベルはすごく高いし、誰の心に喚起しても良い筈の問題を提起してるので、良い小説だと思う。
読むの辛いしキツイのだけれど。
映画にすべき小説だったのだろうな。
(でも見に行かない行けないと思うが)
(たとえへたれと呼ばれようと!)


関連記事

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する