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読書、「失踪日記」

ねこ …な、なんだろう昨今のアメブロの異様な重さは――
呪われてるのだろうか?

←関係無いが、先日かみねんどで遊んでいた時に作ったもの。
猫のつもりが、ハゲオヤジにしか見えない。
何故。


[読書]-----------------------------------------
■ 吾妻 ひでお:失踪日記
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 実話(と書いてある)。
 簡単に内容を言うと、ホームレスになったよ実録まんが日記。実際にやると、アレなのだろうが――明るく描いてある(本書談)ので大変そうに見えない。
むしろ、こういう生活も楽しそうだなぁとか勘違いして思ってしまいそうだから恐ろしい。
 ゴミに入ってるごはんで十分生きていける、という時点で、自分等の食生活はどこか間違ってるんじゃないかという気にもなる。(まぁ消費期限が過ぎた卵は、一週間くらいなら自分も普通に食べてしまうが…もごもご)
 まぁ悲惨なのだろうが、本人は好きでやってるようなので悲惨さにそれ程真実味を感じない。だって帰る家はちゃんとある分、ほんとに何処にも帰るところがない人々よりマシだろう。
 初めはそんなに思わなかったが、読んでゆくうちにスルメの様に噛めばかむほどといった味が感じて来たので、知人にも勧めてみた。
失踪日記
 ――どうやら、図書館で本を盗んだり(返したっぽいがそれでも)飲み食いしたりがトサカに来たらしい。
 この後、不明本で如何に苦労しているかとか、夜遅くまで図書館を開ける事の困難さとか、ホームレスが酷く臭い格好で来るので利用者から苦情が来るとか延延と愚痴られるはめとなってとばっちり。
 そういえば関係無いが、今、全国的に地方自治体は図書館への予算を減らすばかりで、本は買えないし人数は増やせない(寧ろ減る)し、そのくせ利用者の図書館サービスへの要望は上がるばかりと来てるから職員は泣きそうだと聞いた事がある。
 話を戻して、確かに、以前図書館に行った時にそれらしい人がいたが、3m離れても匂った。歩いた後に匂いの帯が出来ていたのにはどびっくり。私も不快だったので早々図書館から立ち去ったが。
 そういう目に気付いて読み返してみると、関係無い立場から読んだら面白いだけだけど、よく考えたらホームレス時代にこの人のやってる事って全部迷惑行為だ(笑)
 山で首吊りも山の持ち主にはいい迷惑だし、ゴミ漁られるのもやられたら堪んないし、苦労して作った野菜を盗まれた農家の人は怒髪天だろうし、てか人ん家から沢庵盗んでるし、夜中にゴミ漁ってる人の横を通らなきゃいけなかった女の人はかなり怖かったろうし、公園に寝泊りされる公園管理局の人はその尻拭いをしないといけない(絶対近隣住民から苦情が来てる)し、何か気付いたらキリが無い。
 衣食住全ての生活が、人の迷惑から成り立ってるというのも凄い話だ。
 そして、この人の家族はもっと悲惨だったろうなぁ…
 因みに、ホームレス生活は本の前半で終って、後半からはホームレス→ガテン職→アル中闘病へとストーリーは移行する。でもまともな性格の人は居ないという徹底っぷりハハハハ。
 しかし、ガテン職の柳井さん(仮名)の「自分以外の人間が全て嫌いだがただ一人社長だけは尊敬してて大好き」部分とアル中病棟の「ヤクザを泣かすでかくてスキンへッドなK竹さんとそれを従えるT木女王」はこの作中で唯一微笑ましい部分だ。
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